スープだけじゃない!大海軒を支えるもう一つの主役、草村商店の麺
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ラーメンの味を決めるのはスープだけではありません。実は、ラーメンにおいて「麺」がスープと同じくらい重要な役割を果たしています。特に大海軒の中華そばは、煮干しスープの旨みをしっかりと受け止め、絡み合う麺があってこそ、その美味しさが完成するのです。
今回は、その大海軒のラーメンを支えている「麺」について、少しお話しさせてください。
東京都杉並区「草村商店」の麺
大海軒のラーメンに使われている麺は、東京都杉並区にある「草村商店」さんのものです。昭和の時代から麺作りを続けている老舗製麺所で、多くのラーメン店から絶大な信頼を得ている製麺所です。
「ラーメンの麺なんてどれも同じじゃない?」と思う方もいるかもしれません。でも、それは違います!草村商店の麺は、シンプルだからこそ難しい「中華そば」のスープにぴったり合う麺なんです。
大海軒が提供する中華そばは、「煮干しがふんだんに効いたスープ」が主役です。このスープはあっさりしているのに深いコクがあり、飲むたびに旨味が口いっぱいに広がります。しかし、このスープの旨みを存分に引き立てるには、麺が「細すぎず」「太すぎず」(製麺機の歯の番手は20番です)、そして「小麦の風味をしっかり感じられるもの」でなければなりません。
草村商店の麺は、このバランスが絶妙です。
麺の魅力:スープと一体になる食感
大海軒で使われる麺は「中太のちじれ麺」です。一見シンプルなように見えますが、その食感と喉ごしに驚く方も多いのではないでしょうか?
一口すすると、煮干しスープの香りがふわっと広がり、麺とスープが一体になる瞬間を感じられます。麺はしっかりとしたコシがありながらも、柔らかすぎず、噛むほどに小麦の風味が感じられるのが特徴です。
特に煮干しスープのような繊細な味わいのラーメンでは、麺がスープを邪魔してしまうこともあります。しかし、草村商店の麺は「スープを引き立てる名脇役」としての役割をしっかり果たしているのです。
大海軒と草村商店:変わらぬ信頼関係
実は、草村商店と大海軒の関係は長年にわたるものです。創業当初から、「スープに合う最高の麺」を求め続け、たどり着いたのが草村商店の麺でした。
大海軒は「もっと美味しく」をモットーにスープの改良を続けていますが、その一方で麺には揺るぎない信頼を置いています。どれだけスープが進化しても、草村商店の麺があれば、「これぞ大海軒の中華そば」と自信を持って言えるのです。
ご自宅でもお店と同じ麺を!
大海軒では、オンラインショップでラーメンを冷凍セットとしてお届けしています。この冷凍セットには、草村商店製の麺も一緒に入っています!
自宅のキッチンでこの麺を茹でてみてください。茹で上がった麺に、温めた煮干しスープを注いだ瞬間、草村商店の麺がスープに絡んで完成するその瞬間を、ぜひ味わっていただきたいと思います。
「お店で食べるラーメンと同じように仕上がるの?」と思われる方もいるかもしれませんが、ご安心ください。スープと麺のバランスは、店舗と変わらない美味しさになるように調整されています。
最後に:一杯に込められた「職人たちの技」
大海軒のラーメンは、煮干しをふんだんに使ったスープと、草村商店の麺が一体となって完成します。スープだけでも、麺だけでも成り立たない「三位一体の味わい」が、大海軒の中華そばには詰まっています。
お店で食べるのはもちろん、自宅でも草村商店の麺と煮干しスープを楽しめる「冷凍ラーメンセット」で、ぜひその美味しさを堪能してください。
変わらない味を支えているのは、職人たちの技と情熱。大海軒の中華そばを食べながら、その背景にあるストーリーにも思いを馳せていただけると嬉しいです!