大盛を食べきらせるスープの力

大盛を食べきらせるスープの力

ラーメンを食べるとき、麺の量は満足感を左右します。
しかし、麺の量が多ければ良いわけではありません。最後まで美味しく食べきれるかどうかは、スープの力にかかっています。


大海軒の“普通盛”はすでに大盛クラス

大海軒の中華そばの普通盛は、麺2玉=300g。
実はこれ、よそのラーメン店でいえば「大盛」に相当する量です。
つまり、大海軒の「普通盛」を完食できる時点で、かなりのボリュームを食べきっていることになります。


大盛はさらにその上を行く

大盛中華そばは2.5玉=375g。
そして大盛つけそばは3玉=450g。
ここまで麺量が増えると、食べているうちにスープは徐々に冷め、味の単調さや重たさが顕著になります。

だからこそ、ただ塩辛いだけ、ただドロドロしているだけのスープでは最後まで箸が進みません。
途中で飽き、残してしまうことも少なくないでしょう。


大盛不可の理由は“スープの持久力”

「大盛はできません」とするお店もありますが、それはおそらく、自分たちのスープの力量を理解しているからだと思います。
麺量が増えるほど、スープの弱点は露わになります。


最後まで食べさせるスープの力

大海軒は、普通盛で他店の大盛クラス、さらにその上の大盛・特盛でも、ほとんどのお客様が完食されます。
大盛つけそば(3玉=450g)でも残される方はほぼゼロ。
それは、スープに最後のひと口まで引っ張る力があるからです。

大盛とは量の挑戦であると同時に、スープの実力を試す舞台でもあります。
私たちはその舞台に、自信を持って立っています。

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