東京から高速で通う理由。
あるお客様の声から見えた、大海軒の中華そばの魅力
「東京から高速を走らせ、定期的に通っています。」
先日、公式LINEに届いたメッセージの一文です。
埼玉・毛呂山の一軒の中華そば店に、
わざわざ高速道路を使って通ってくださる理由とは何なのか。
今日は、そのお客様の声をご紹介しながら、
あらためて大海軒の一杯について考えてみたいと思います。
きっかけは、FM NACK5
お客様が大海軒を知ったきっかけは、
FM NACK5のパーソナリティ・大野勢太郎さんの紹介だったそうです。
「イチオシで通っているラーメン屋」
その言葉を聞いて足を運び、
「言葉どおり本当に美味しかった」と。
今では奥様もファンになり、
東京から高速を使って定期的にご来店いただいているとのこと。
ラジオから始まったご縁が、
ご夫婦の“定期行事”のようになっていることを思うと、
本当にありがたい気持ちになります。
冬に特におすすめと言われる理由
お客様が特に印象に残っているのは、
冬の一杯。
スープの表面に薄く張った油の膜。
レンゲでそっと破った瞬間、
ほのかに立ちのぼる煮干しの香り。
この“膜”は、単に見た目のものではありません。
湯気とともに香りを閉じ込め、
最後まで熱を保つための工夫です。
口に運ぶと、
やさしい旨みと鼻に抜ける煮干しの香り。
派手な強さではなく、
静かに、じんわりと広がる味わい。
これが大海軒の目指してきたスープです。
柚子、ワンタン、そしてバランス
地元・毛呂山の農家さんから仕入れている柚子。
その一片が、後味をきゅっと引き締めます。
そして、多くのお客様が目当てにしてくださるワンタン。
つるんとした皮。
バランスの取れた餡。
スープを吸い込んだ瞬間の一体感。
「このワンタンを食べるために来る人が多いのも納得」
そう言っていただけるのは、本当に嬉しいことです。
大量の煮干し。でも“どくどくしくない”理由
大海軒のスープは、
煮干しを大量に使用しています。
しかし、いわゆる“セメント系”のような強烈さを目指しているわけではありません。
玉ねぎ、じゃがいも、豚の旨み。
それぞれを重ねることで、
煮干しを「主役」ではなく「核」に置く。
その結果、
毎日でも食べられる中華そばに仕上がっています。
この味を、通販でも
東京から高速で通ってくださるお客様。
本当にありがたいことです。
ですが、遠方でなかなか来られない方もいらっしゃいます。
そこで私たちは、
お店と同じ仕込みのスープをそのまま冷凍し、
通販でもお届けしています。
湯せんして、麺をゆでるだけ。
あの“静かな煮干し”を、
ぜひご自宅でも体験していただければ嬉しいです。
最後に
今回ご紹介したお客様、
温かいメッセージを本当にありがとうございました。
東京から高速で。
その距離に見合う一杯を、
これからも丁寧に作り続けていきます。